【株初心者】損切の重要性とナンピンの功罪
結論
損切はローリスク。ナンピンはハイリスク。
損切とは
値下がりした株式・証券や外貨などを売って、損失を確定すること。ロスカット。ストップロス。
ナンピンとは
ある銘柄を買って下落した場合に下落した価格でもう一度購入し、平均取得単価を下げる行為のこと。
損切は精神的苦痛
株取引を行う上でぶち当たる最初の壁が損切。
自らの決断を自ら否定し、同時に自らの資産を自ら減少させるこの行為は、これまでの人生を振り返ってみても経験したことのない・・・なんだろうこの自己否定は?・・・
特に、その銘柄について徹底的に調べ上げ、エントリーするタイミングを狙いすまし、少なくとも最初のうちは理想的な展開・・・まさに自分の思い描いた通りのストーリー・・・それを目の当たりにした後の、まさかの下落・・・それを躊躇なく損切するメンタルはまだ自分には備わっていないなーと思い知らされた・・・
下表はスマレジをナンピンした結果である。
銘柄 | Entry | 日付 |
スマレジ | 4,340 | 3月4日 |
スマレジ | 4,110 | 3月5日 |
スマレジ | 4,015 | 3月6日 |
スマレジ | 3,890 | 3月6日 |
スマレジ | 3,800 | 3月6日 |
スマレジ | 3,675 | 3月6日 |
スマレジ | 3,500 | 3月7日 |
スマレジ | 3,400 | 3月12日 |
スマレジ | 3,300 | 3月15日 |
スマレジ | 3,200 | 3月13日 |
建て代金 | ¥3,723,000 | |
評価額 | ¥3,280,000 | |
含み損益 | -¥443,000 |
3月4日の朝一エントリーし、ある程度上昇したところでいったん利確した後、強く上昇したので4340で再エントリー。この時S高を確信し、一人浮かれていたが・・・まさかの超絶下落・・・その後、4340を救うためにナンピンし続けた結果・・・44万の含み損を抱えることとなる・・・
ナンピンの功罪
株価が下がって含み損になると、損切するか、株価が上がるのをひたすら待つしかない。この何もしないで待つというのは自分なんかには結構なストレスなわけで。
なにかできることはないかと考えてみると、ナンピンすれば平均取得単価を下げることができる=ただ待っているよりも早く含み損をなくすことができる・・・と考えてしまう。
その結果、約400万弱の資金を動かせないまま危険にさらすことになってしまう・・・
まとめ
スマレジが下落したとき、選択肢は3つあった。
①損切する。
②放置する。
③ナンピンする。
損切するを選択した場合 | 約3万円の確定損失 | 塩漬け資金:0円 |
放置するを選択した場合 | 約11万円の含み損 | 塩漬け資金:43万円 |
ナンピンするを選択した場合 | 約44万円の含み損 | 塩漬け資金:372万円 |
どれを選択すべきかは明白である。
今回のナンピンは明らかな失敗であるが、これをきっかけに正しい判断を瞬時に下せるようになればよい。
と自分に言い聞かせてる・・・